成人を迎えた皆さまへ

こんにちは!
仮り暮らしの徳永です。

昨日(1/13)は成人の日ということで、成人式に出席された方も多いと思います。
徳永は出席せず、粗品だけいただきました。

今回は「成人の日」の意義と、「おとなって何?」について書きます。

成人の日とは?

成人の日は、1948年に「1月15日は、おとなになったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日」と法律で定められました。by日本文化いろは事典

なるほど、終戦から3年後に制定されたんですね。もう一度読んでみましょうか。

おとなになったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日です。

大事なことなのでもう一度。。。。。。。

おとなになったことを自覚するのですよ。決して、偉い人が話している最中にヤジを飛ばしたり、お酒を飲んでハイになったり、騒いだりする日ではありません。

一部の人は、何を勘違いしちゃったのかすごい暴れ方をするみたいですが、それは間違った振る舞いです。

かつて元服があった時代の人が今の「大暴れしちゃってる人たち」の有様をみたら、開いた口が塞がらないでしょうね。

おとなって何?

大人とは、何をもって「おとな」とするのでしょうか。

徳永は、自律できることだと思います。これができていないと、例え金銭的に自立していようが、精神的に自立していようが、まだまだお尻に殻が付いたひよこのままだと思います。

自律って、別に朝晩ちゃんと決まった時間に寝起きして、決まった時間に食事をして、のことではありません。

  • カチンと来ることがあっても(ある程度は)感情的にならずに収める。
  • どんなに楽しくてハイな気分になっても、周りに迷惑をかけない程度に振る舞う。
  • ルールを守る。マナー違反はしない。何がルールで何がマナーなのか、自ら学び守ろうとする。
  • 他者を気遣うこと。
  • 何よりも、子どもの手本になるような行動ができること。
  • [1番大事]困った時、失敗した時に1人で抱え込まず、上司や家族、医者や相談窓口など誰かに相談できること

これらが、徳永が思っている「おとな」です。

ちなみに一番最後の項目。これができない人が多すぎます。なんでも1人で抱え込めばいいってもんじゃないです。困っていたり、失敗したりした時のための同僚、上司、相談機関です。

仕事のうえでなら、あなたの代わりはいくらでもいます。だってあなたを雇う前も会社は存続してたのですから。「君にしか頼めない」「これくらいできないんじゃ、この会社ではやっていけないな」を真に受けてはいけません。いなきゃいないでどうにでもなります。

でも、家族にとって、あるいは友達にとって、親しい人にとっては、「あなた」の代わりはいません。「やぁ、君のパートナーさんはこないだ過労で死んじゃったから自分が代わりに来ました。お互い、パートナーだと思って振舞おうね」と言われて、それができますか?無理でしょ。

ですから、恥ずかしいとかみっともないとかは二の次にして、まずは誰かに、どこかに相談してみてください。あなたがいなくなってしまっては、元も子もありません。

ところで、すぐ感情的になったり、俺様至上主義だったり、人をコントロールしようとしたり、自分の非を棚に上げて他者を攻撃したり、TPOにそぐわない振る舞いをしたりする人は、はたして「おとな」でしょうか。

皆さんは、どうですか?

 

では、短いですが今回はこの辺で。
成人の日、皆さんはこれからどんな人間になるでしょうか。楽しみです。
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