徳永について_11_高校生の頃の食生活

私は高校生時代から昼食代を削って余ったなけなしの残金を貯金していました
 
といってもすぐ父母の「お金貸して」で無くなりましたが。先のブログでも触れましたが、私は昼食代を、飲み物を入れて300円~400円以内になるよう心掛けていたのです。
 
 

高校生活編

 
小学校からの親友は私の懐事情を知っていて、たまにマクドナルドに連れて行ってくれたりしました
 
その子の親御さんがマクドナルドの株をやっていて、たまに食事券が送られてきたと言っては私にも食べさせてくれたのです(小学校だか中学校の頃に一度だけ、両親が激しい夫婦喧嘩をしたときにその子の家に逃げ込んだこともあります)。
 
私が覚えている高校生時代の昼食です。
・通常はコンビニのおにぎり2個(ツナマヨ、塩むすび、お赤飯、昆布、たまに鮭)
・(おにぎり100円フェア開催中やたまの贅沢では鮭、いくら、明太子、たらこ)
・コンビニのおにぎりセット
・学食のお弁当
 
いつごろだったか、1個税込100円の塩むすびが出現したときはもう、「これで100円?ほんと?2個買っても200円じゃん、やったぁ食費が浮いた!」と思っていましたし、コンビニがおにぎり100円フェアをやっているのを初めて目にしたときは「神!!!」とさえ思いました。
 

アルバイト編

コンビニで土日の午前~夕方までアルバイトをしていたときは、賞味期限が切れたお弁当やパンを分けてもらっていました。「どうせ捨てるにもお金がかかるんだしアンタ食べな!」と。
 
私はコンビニでおにぎり以外は贅沢品だと思っていてほとんど食べたことがなかったので、ここぞとばかりにパスタやら幕の内弁当やら牛肉弁当やらと、普段食べられないものを色々食べました。
 
幕の内弁当を初めて食べたときは、あぁこれが幕の内弁当か、そんなたいしたことないんだな(幕の内弁当さんに失礼)と思ったものです。
 
初めて「あんたこれ食べな!」と言われた時は、えっこんないいもの食べていいんですか!と答えて「あーいい、いいどうせ捨てるもんだから。いいものってあんたコンビニのだよ、そんないいものじゃないよコレ」といったニュアンスのことを笑いながら(呆れながら?)言われましたが、当時の私には文字どおりごちそうだったのです。だって1個500円ですよ。いやまじで美味しかった。
 

余談 – 昼食

思えば私はこの頃から食べ物に関する執着が薄かったのか、それとも安けりゃなんでもいいわと思っていたのか、あんまり食事内容を気にしたことはありませんでした
 
昼ご飯はおにぎりがあれば十分でした。塩むすび。学食のお弁当もまぁ安いっちゃ安いけど、でも塩むすび2個200円には到底かなわないしな、とも。つまり食事内容よりも、いかに安く昼食を食べられたかに焦点が当たっていたのです。
 
そして浮いた分は財布の中に貯金していたのですが、たいてい父母の「お金貸して」に最低限残して全額渡していました。あれだけアルバイトにすごく反対してたのにこれですよ(笑)
 

余談 – アルバイト

食事をおろそかにしていた私がアルバイトなんて、体がついていくはずがありません。平日と変わらない時間に起きてアルバイトに行く生活は朝が弱い私にはしんどいもので、どのくらい働いたかまでは記憶にありませんが、たぶん1年しないで辞めたんだと思います。
 

余談 – 小学校からの親友

今でもたまに一緒に夜ご飯を食べています。せめてもの恩返しと思って食事代は私が全額持つようにしていますが、このごろは何かを察したのか、「あ、大きいお金しかないや。あなたの分だけちょうだい」と言うようになったので困っています。
 
次回は母について書こうと思っています。今までも書いてきましたが、未収録のものです。
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