過干渉&支配タイプな毒親

こんにちは!仮り暮らしの徳永です。
 
今回のお題は徳永も悩まされた「過干渉&支配タイプな毒親」です。
 

徳永も悩まされた

徳永の母もなかなかの過干渉っぷりで、アレやれコレやれ、ソレはするなコレもするなという完全支配タイプの親です。無意識に心理的虐待をする親です。
 
私に届く手紙は必ず開封して中身をチェックするし、学校に行ってる間に机の引出しを漁るし、外出用カバンの中身もチェックチェックチェックあ~~~~んどチェック!しないと気が済まないタイプ。なので本当に大事なものは隠していました。

友達から電話が来ればTVの音を消して聞き耳を立て、母子喧嘩をすれば自分が勝つまで殴ったり、ティッシュケースやノートや本(鈍器)を使ってでも子どもを黙らせる。そういう母です。

お母さんそれ間違ってるよと指摘しても「うるさい。黙れ。ママが正しい」、姉妹喧嘩をすればすぐ割って入って無理やり終わらせようとするので常に不完全燃焼でした。
 

過干渉&支配タイプな毒親からの影響


こういう毒母のもとに育った子どもは親に対して見捨てられ強烈な不安を抱えます。子どもは無意識的に「親」から捨てられるのを恐れるようになるからです。
 
子どもは常に「親」からの評価を気にしています。だから親が自分の行動で満足しているかどうかを気にし続けるのです。「親」がああしなさいこうしなさいと言うなら、それに従ってご機嫌伺いをする。そのうちすべて「親」にお伺いを立てないと意思決定できなくなる
 
そうするうちに、何をしたら正解なのか、自分は何がしたいのかがあいまいになる。自分では「嫌だ」と思いながらも、いざ「もう知らない!好きにすれば!?」とでも言われようものならたちまち足場が不安定になりパニックに陥る。
 
アダルトチルドレンの出来上がりです

ちなみに離婚なんかの時に「ママに付いてこないとあなたとは縁を切る!」という発言も、(あまり問題視されませんが)精神的DVの1種ですよ。

過干渉&支配タイプな毒親の特徴

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徳永の母のような人です。というとざっくばらんすぎますね。
・子どもの行動は自分が決める
・子どもの行動を常に監視する
・子どもが一人で何かをしていたら、必ず「何してるの?」と確認する。
・子どもの振る舞いを「怒る」(*叱るのではない)
過干渉(過保護ともいう)
・家族間に秘密は無いので、手紙はもれなく検閲するし机だって漁る
・子ども部屋なんて関係ない、どこまでも土足で踏み込んで気の向くままに荒らしまわる
自分に対する子どもからの愛を試そうとする
子どもから向けられる愛情は、自分が子どもに向けるそれと同等かそれ以上でないと満足しない

<参考:怒ると叱るの違い>
・怒る = 感情にまかせて怒鳴り散らす
・叱る = 振る舞いの何が良くて何がだめだったのかを諭す

対 策

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・嫌なことは嫌だと言い続ける。
・あっちにしなさいと言われたら、「私は○○の方がいい」と堂々と反論する。
自分を否定されたら、自分で自分の長所を見つけ出す

とにもかくにも、否定されたことを真に受けないことです。好みじゃないものを強要されたとしても、それは大人になって自分で自分の面倒を見られるようになれば自分でほしいものを買うことがでいます。

でも、自分で自分を否定すると、他の誰が「そんなことないよ~」と言ってくれてもそれを信じることができなくなります。おべっか使ってるんだ、私に気を遣ってるんだと。そしてその思い込みはいつしか自分を縛る言葉となります。

過干渉、支配タイプの親を持つ子どもは、「自分はどうしたいの?」を常に念頭に置いて行動することを心がけましょう。それだけで今後が変わりますよ。

 

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