子どもは親に従う義務がある
「あんたは子どもでしょ!だからママの言うことは何でも聞く義務があるの!」
→そんな義務はない、と今でも言い続けていますが馬耳東風です。
「今日はこの服を着ていきなさい」
→私は小学校を卒業するその日まで言いなりでした。友達からの突き刺さった一言は「その服ダサイよ?」です。だってでも仕方ない、自分では買えないし、選べない。
「その服はだめ、気持ち悪い!なんでそんなもの選ぶの。だめ買わない。こっちにしなさい」
→洋服を買いにでかけても、私にはディスプレイからどの洋服を選ぶかの選択権はありませんでした。あくまでも母が選んだものから妥協できる範囲で色違いを選んだり、ソレに近いデザインのを選んだり。
「髪の毛はここまで切って、うなじのところはバリカンで。もみあげも。」
→いつも美容院終わりはショリショリしてましたが、むしろそういうものだと思っていて何の疑問もありませんでした。そして母は「手入れが楽だから」という理由で私の髪型を男の子と間違えるほどベリーショートにしてました。当時の写真は見たくもありません。
小学校の6年生頃にそれに反抗心が芽生えて、初めて髪を伸ばしました。それ以来ずっと10年以上、26歳半ば〜27歳頃までセミロングでした。なんだか切るのが惜しかったから。今ではそれも吹っ切って、気持ち新たにボブとセミロングの中間くらいです。
電話の第一声は「今どこににいるの」
→「今どこにいるの、何をしてるの、何時に帰ったの、仕事はどこで何をしてるの、会社の名前は?うまくいってるの、同僚はどんな人なの、男なの女なの、歳は?何してる人?」と続きます。
あーもううるさいわ!とガチャ切りしたくなるのをいつもこらえて会話してあげています。住所も会社も明かしていません。
家族にプライバシーなんかない!
・小学生の頃から、私が通学中に私の机の引き出しを漁る。それも週に何度も。
→物の配置が換わっているのでバレバレ。「勝手に開けていじるのやめて」と言っても「家族に秘密があるの!?無いでしょ!」の一点張り。私が折れて、見られたくないものや大事なものは常に持ち歩くようになりました。
・私に届いた郵便物を勝手に開封する。送り主問わず全部。
→「開けないで」と言っても「なんで。何が恥ずかしいの?家族なんだから見てもいいの。家族に隠し事はダメ。」と返されます。実話です。「プライバシーがある」と言っても「家族にそんなもんない!!秘密を作るな!!」と言い放ちました。
子どもの意見を聞かない、嫌だと言われてもやりつづける
・「それ違うよ」- 「うるさい。黙れ。」
・「これこれこうなんだって」 -「ふーん。それは間違ってる。ママが正しいの!」
・「それやめて」 -「うるさい。黙れ。聞け」
ママの敵はアナタの敵
「あんたのパパは浮気してた!ママは悪くない!(パパの)退職金も(パパが)全部持って行った!あんたはパパを責めるべき!」
ヒステリーを起こす
怒り方がとにかくヒステリーです。わめくわ叫ぶわ暴れるわ物を投げるわ物で叩くわ、とにかく相手を徹底的に叩きのめさないと気が済まない。
「なんであんたはママに向かって反抗的なの!」「そりゃあ思春期ですからね!」「違うと思ったことは言う!」「思春期なんて無い!すべて従うべき!ママに従わないあんたが悪い!ママに向かってなんなのその態度!誰のおかげで育ったと思ってるの!ママに感謝しなきゃ!」「育てるのは親の義務でしょ感謝なんか求めんな!」
徳永はどんな人間に育ったか
自分の意見を持たない、意見を求められるとフリーズする、自発的に発言したり動いたりができない人間になりました。
まとめ(?)
母親様は今でも「一緒に住もう。お金も浮くでしょ。」と言ってきます。冗談じゃない、ふざけるなというやつですね。私は1日たりとも持たないでしょう。電話で声を聴くのですら「もしもし」でイラっとするのです。
二度と一緒に住まないし、自分の世話ができなくなったら手近な老人ホームに放り込みます(ホームの方には申し訳ないですが面倒見られません)。
面白いのは「あんたママがいなくなったらアンタが困るのよ!?」と脅してくること。私としては「え、何に?むしろハッピーです、あぁ金銭的に困るかもね葬式費用とか連絡先とかね(勝手に散骨予定)。さっさと没後をエンディングノートにまとめてくださいね」という心境です。
ヒステリーを起こすと面倒くさいので言いませんが。聞く人によっては顰蹙ものですが、私としてはそういう気持ちです。