こんにちは!仮り暮らしの徳永です。
今回のお題は「子どもが努力したことを親が努力したことにすり替える親」です。
タイトル長い。
特徴
・「子どもを○○大学に行かせた親」と自慢する
・年収○千万の男に育てるノウハウを宣伝する
・子どもをプロに育てた〇〇の方法を布教する
・子どもはおとなしく親の言うことを聞けば間違いなく成功する(という思い込み)
・親が子どものためにこんなに頑張っているのだから、子どもは親に感謝するべき(という宗教)
などなど、枚挙にいとまがないほどたくさんの勘違い本が出版されています。中には参考になるものもあるでしょう。たぶん。きっと。私はこういう本を読みたくない人間なので分かりませんが。
でも、本当に人間が出来た親はそこまで出しゃばらないです。私はこういう本を書く人や、それに同調する人の気持ちが理解できません。子どもはあなたの何なの?です。
しかも「本のとおりにならない」とか言ったりそれを子どものせいにしたりと、どんどん落ちていきます。
頑張ってるのは子どもです
それを達成するために勉強したのは誰ですか?子どもです。
それを達成するためにやりたいことを我慢したのは誰ですか?子どもです。
それを達成するために人づきあいが出来なかったのは誰ですか?子どもです。
全部、親じゃなくて子どもが頑張ったことなんです。
なのになぜ、親にスポットライトがあたるのでしょうか。手助けはしたでしょう。励ましもしたと思います。早朝・深夜も子どもに付き合い、休日だって無かったかもしれません。でも、主役は、一番頑張った、一番しんどかったのは子どもなんです。
それなのに、さも親が頑張ったからできたかのような言い方が多い。本当に頑張ったのは誰ですか?
なぜ「親の努力」を本にするのか。それを言うなら「子どもの努力」でしょうに。
中にはスゴイ例も
○○大に行かせるために友達づきあいをシャットアウトさせた。彼氏彼女?そんなもんは必要ない。ドコドコに就職させるために遊ばせなかった。テストは100点以外は0点と同義。
こんなの、子どもの人権を侵害してると思います。子どもの権利条約って知ってる?と問いただしたい気分です。
<参考:子どもの権利条約>
・生きる権利
・育つ権利
・守られる権利
・参加する権利
世間に与える悪影響
特に日本人はマニュアル思考ですから、教本通りにならないと親がパニックに陥ったり、子どもが自信を失ったりします。ネガティブ思考が根付いてしまい、暗い人間になってしまうでしょうね。
ちなみに、いくところまでいったら「私の真似をしないからあそこのお子さんはこうなのよ」という謎の自分英雄化を始めます。