常識やマナーを教えられない親

こんにちは!仮り暮らしの徳永です。
今回のお題は「常識やマナーを教えられない親」です。

前にも書きましたね。

少し前に話題になったニュース記事「白虎隊のお墓の上に乗って写真を撮る中学生」を見て、非常に胸糞悪くなりました。教師ですら「怒られるから」降りてね~と、しかもにやにやしながら。なんなんだその振る舞い。馬鹿にしてるんだろうか。
*リンク切れの際はご容赦ください。

ああもう、こんな人間に日々教えられている(と言ってもいいのかも分からなくなっちゃった)子どもたちがとてもかわいそうです。もし私の子どもがその中にいたら、当事者に謝罪&先生とお話会です。

なにがすごいって、親の過信がすごい

自分の家の子どもは平気、と過信してる親の多いこと多いこと。学校が躾もやって当然、と本気で思ってる親の存在。そのくせ「ウチの子は悪くない」「人の家庭に口出しするな」、あまつさえ子どもが何か言われたら仕返しのごとく食ってかかる。

挙句の果てには「あの人、気に入らない」からのいじめ。大人がこうなんだから、いじめが無くなるはずがないですよね。だって子どもの親が自分の振る舞いを見つめないんだもの。

子どものことを注意されて自分が恥ずかしくなる、悔しい。それはいい。でもどうしてその怒りの矛先が「注意した人」に向くのか。

子どもが「本当に」言いがかりをつけられたならその態度は当然ですが、まっとうな注意を受けたのならそれはちゃんと受け止めて謝るべきです。

何がどうなって「ごめんなさいを言ったら負け」「謝るのは恥ずかしいこと」みたいな雰囲気になってるのか、よく分からない。

恥ずかしいのは、謝ることでなく「非常識であることを恥じず学ぼうとしない」その姿勢です。

注意されるうちが花

私が中学生時代、よく(クラスメイトの巻き添えで)聞いた言葉です。

「注意する」「叱る」は、やっちゃいけないことをやったり、こうした方が良い、今後の成長の糧にしてほしいと思う心理があります。ということは、相手に関心を持ってるから言うんですよね。それほど関心が無かったら言いませんよね。

自分の友達がTシャツを裏っかえしに着てたら「それ表裏逆じゃない?」と言いますよね。でも、自分の友達の親の友達がお酒を飲みすぎて毎日酔っぱらってても「ほどほどにしなよって伝えておいて」とは言いませんよね。

だから、注意を受けるのは「相手が自分の成長を期待してる」ということなんです。あなたがどうでもいい存在なら何も言いません。どうぞご自由に、思うように振る舞ってください、こちらは無視しますんで、です。

注意を受けたことは表面上をやりすごすのでなく、真摯に受け止め、どうして怒られたのか自分なりの答えを見つけ、以後は繰り返さないようにするのです。徳永も偉そうなことは言えませんよ、毎日反省です。

叱ってやってるんだから感謝しろ?

感謝してほしいわけじゃないです、そこは勘違いしないでください。単純に直してほしいだけです。

また、「教えてくれてありがとう」の気持ちは嬉しいですが、あんまりされると逆に気を遣います。

そして、一度でできるようになれ、二度と繰り返すな、とは言いません。徐々に直していただければそれで結構です。行動することが何よりの言葉になります。

それでは、今日はこの辺で。
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