苦境にいる人は楽しんじゃいけないの?

こんにちは!仮り暮らしの徳永です。

今回のお題は「苦境にいる人は楽しんじゃいけないの?」です。

ゲームでも読書でも、「明日は何をしようかな」と思えるものを見つけられるとそれだけで気の持ちようが変わります。病は気からという言葉もあるくらい「気の持ちよう」は大事なんです。

鬱々とした気分の時に「死にたい消えたいいなくなりたいい」と思うとズンドコ沈んでいきますからね。かといって例えば「自分ウツにはなりませんし~」と思っていてもなる時はなるし、ゲーム好きが高じてゲーム依存症まで進んでしまうと社会復帰が困難になりますからご注意を。

とにかく、毎日鬱々とした気分で過ごさなければいけない環境にいる場合は、時には気分転換も必要です。あとになって「あの時遊んでなかったら今頃もっとよくなってたのになぁ」と後悔したとしてもです。

「いや、自分ウツなんで、病人は病人らしくしてないといけないんで」というアナタは、むしろウツだからこそ楽しめるものを楽しんで、「あー楽しいわー」という気分を実感してほしいです。

 

徳永はボウリングとゲームと読書

たまに近場の天然温泉も行きます。銭湯じゃなくて温泉です。ここ大事。

ボウリングは1人で行くこともあるし(スコアは80点台をうろうろ)、ゲームは「MapleStory」というオンラインゲームをやるし(もっぱら無課金1人プレイです)、読書は今「少年陰陽師」というライトノベルを読んでいます。

ボウリングについては運動不足を少しでも・・・というのもありますが、投げてるだけで楽しい。ストライクが取れたらもっと楽しい。でも遠いしなーと思うと行きたくても足が遠のく今日この頃。あと7ポンド以下は子どもだけ使ってねっていう表記も困る。。。ワタシできれば5ポンドとか投げたいんですが。

はいいですよ。図書館に行けば無料で読めますし、知識も教養も身に付きますし、「えっここでそう思うの?」という感性にも触れることができます。太宰治とか芥川とかいう文学じゃなきゃ読書とは言えないじゃん、というわけではありません。好きなものを読めばいいんです。

それに図書館なら雑誌や図鑑なんかも置いてありますから、興味を持ったものはとりあえずその場で開いてみるのもいいと思います。映画DVDを観ることができる図書館もありますしね。

徳永はその昔、ハリー・ポッター図書館戦争を読破するためだけに毎週図書館に通い、時には他館リクエストまでした時期があります。

楽しめることを楽しむのは悪いこと?

たとえば貧乏人が最新のスマートフォンを持っていれば「貧乏なのにそれ?贅沢じゃね?」と言われたり、うつ病患者が気分転換しようとネットカフェに行けば「うつ病のくせに好きなことはできるわけ?」と言われたりしますね。

他にも「あの子、親いないのにいつも明るいよね」とか、「病気がちのくせしてコンサートには行くのかよ」とか。言い出したらキリがないくらいです。悪意、敵意すら感じます。やだやだ。

別に好きなことをやればいいと思うんです。病は気からという言葉のとおり気の持ちようはすごく大事。いや別に気の持ちようで病気になるならない悪化するしないが100%変わるわけではありませんが、でも気の持ちようは大事です。大事なことなので何回でも言います。

我慢我慢の生活だったらいずれ今よりひどい状態になるのは目に見えています。ただし自己責任の及ぶ範囲で、ですよ。楽しみを追及して借金まみれとかはやめてください。

徳永は貧乏暮らしをしていたとき、毎日毎日「節約しなきゃ」「節約しなきゃ」と思っていました。たまの贅沢はしていましたが、支払った後に罪悪感というか後悔というか、「あぁ、やっちゃったよ…」と思うことも毎回でした。

家計簿は付けていましたが、「あ、無駄遣いしてないわ」という結果に達してそれ以来付けていません。それで死にたい消えたいいなくなりたいなんてしょっちゅうでした。

なんせ漫画なんて買えないからBOOK・OFFで貧血起こすギリギリのラインまで読んでたし(当時は近所に漫画がある図書館が無かった)、服を買うのも古着以外は買えなかったし、食費は可能なかぎり1ヶ月1万円生活でしたし、肌着も靴下もどうせ誰にも見せないからって穴が開いても着てましたし(今でもその気はある)、靴は靴底がペロンと剥がれても履いてたし、美容院じゃなくて1000円カットでしたし、暖房も冷房もギリギリまでギリギリの分しか使いませんでしたし、お風呂で湯船につかるなんて水道代もガス代も気になってできなかったし、洗濯は週に1回でした(これは徳永の無精もありましたが)。

そんな生活をしているところに父親から「入院した。入院費用助けて」なんて来るんだから、「ワタシなんで生きてんだろ」「どうせ老い先短いのになんで治療するんだろ」と常々思っていたものです。我ながら薄情だなぁとは思いますが、そんなもんですよ追い込まれた人間は。
徳永のエピソード 

 

好きなことはやればいい、ただし限度は守って

たとえば借金してまで買い物をするとか、お腹を下すまでラーメンを食べ続けるとかいうのはアレですが、自分が苦しまない範囲で楽しむのは良いと思います。

病は気からという言葉のとおり気の持ちようはすごく大事。

「楽しい」「面白い」と思えるものが1つでもあるのならそれをやるべきですし、そんなものないよ分かんないよという人は、すごく面倒くさいし余計な出費だわと思うでしょうけれど、見つけようとしてみたらいいと思います。

人は楽しめること、面白いと思えること、夢中になれることが無いと心が死にます。

いやまじで何したらいいか分かんないんだけど、という方は公園で日光浴するかボランティアでも。日光に当たったり、「ありがとう」と言われると気持ちが変わりますよ。

それでは、今日はこの辺で。
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