可愛い子には旅をさせよ

こんにちは!
仮り暮らしの徳永です。

今回のお題は「可愛い子には旅をさせよ」です。

言葉の意味は「我が子が可愛いなら、親の元に置いて甘やかすことをせず、世の中の辛さや苦しみを経験させたほうがよい」というものです。似たような意味合いの言葉に「獅子の子落とし」もありますね。わが子に厳しい試練を与え、その器量を試すことで一人前に育てることができるのだというたとえです(引用:故事ことわざ辞典)。

徳永の親は、特に母が「結婚するまで実家にいてほしい派」だったので、徳永自身が同居に耐えきれず20代前半で出ました。皆さまのところはいかがでしょうか。もし私に成人済みの子どもがいたとしたら、どんなに遅くても25歳になったら家を出てほしいと思っています

世の中には、実家の方が会社から近いから家賃やら何やらの節約になるからとか、合理的だとか、心理的には親離れしてるから問題ないとか掃除洗濯料理は自分でしてるから平気とか言いますが、徳永はそれらの意見、何回聞いても理解できないし、理解しようとは思いません

いやそりゃ、自立するにはお給料が心もとないとか、親の介護が必要でとか、いろんな理由はあると思いますが、本人に自立できる能力があり、本人と家族ともに自立できるだけの家庭環境があり、そして自立できるだけの経済状況を有しているのであれば、それは自立すべきだと思うんです。

なんで自立すべきなの?

先に挙げた言葉のとおり、人間は自分でものを考えて行動しないと成長しないからです。実家暮らしでも成長できるものがないとは言えませんが、一人暮らしをするから人間的に成長するものだってあります。

それは家事能力だったり、人づきあいだったり、日常の過ごし方だったり、いろいろです。挙げだしたらキリがないので割愛します。詳しくは別記事「一人暮らしはお前には無理?」をご覧ください。

 

 

 

親離れと子離れ

なんといっても、これができないご家庭が多いです。大人になっても両親にべったりで、両親が黒といえば白いものも黒くなったり、逆に子どもが何歳になってもひっついて離れず、子どもが「肉が食べたい」といえば肉料理を提供し、遊びに行きたいと言えばお小遣いをあげる。

正直、見ていて気持ち悪いです。子どもを育てるのと甘やかすのは全然違います。

子どもが親の好みのとおりに振る舞うように育てるのは、育てるのではなく「仕立て上げる」です。

子ども可愛さに何でもかんでもやってあげるのは、育てるのではなくただの「甘やかし」です。優しい虐待とも言います。

子どもが将来的に自分の力で生きていけるように導くのが「育てる」です。

子どもは、いつかは手を離れる生き物です。親御さんの人生は親御さんのものであり、子どもの人生は子どものものです。だからこそ、子どもが主体的に物事を考え振る舞うことができるよう導かなければいけないのです。

 

短いですが、今回はこの辺で。
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