こんにちは!仮り暮らしの徳永です。
今回のお題は「一人暮らしはお前には無理?」です。
子どもの「一人暮らししたい」という発言に対し、「お前は無理。まだ早い」みたいに突っぱねたこと、ありませんか?
徳永の母はずっと無理無理無理って言っててうんざりで、これじゃいつまでたっても自立なんかできないと思って無理やり自立しました。
具体的に何が無理なんでしょうか。料理?洗濯?掃除?ゴミ出し?買い出し?
こう言ってしまってはなんですが、アレが心配コレが心配というのはお気持ちはお察しします。
でもそんなんじゃ子どもはいつまでたっても自立できません。そればかりか、親に自分を否定されたと思うでしょう。それはただの甘やかし。「かわいいから面倒見ちゃうのよねぇ」が過剰だと、優しい虐待になってしまいます。
人間を含め、生物は親から自立するものです。それを親が「心配だから」と妨げてしまっては、せっかくの自立の機会が無くなってしまいます。幼い子には旅をさせよ。幼くはないと思いますが、毎日の日常生活を自分で営むというのも旅だと思います。
ちなみに:料理、買い出し
ご飯を食べるという行為は、何らかの疾患を患ってないかぎり、必要なことです。なかにはご飯を食べなくても平気とか、摂食障害とか、ご飯作りたくない病に罹患してるとかありますが、人間ですから、動いていても寝ていても腹は減ります。
料理は、慣れないうちはとりあえず「炊く・焼く・煮る」ができればいいと思います。いちょう切りとか、野菜の下ごしらえとか、そんなのは調べりゃすぐ出てきます。
カレーのレシピに「にんじん、たまねぎ、じゃがいも、豚肉」と書いてあったからといって、必ずそれらを入れなければ病気になるというわけではありません。きのこやリンゴを入れてもいいし、にんじんを抜いてもいいんです。
カレーのレシピに「ニンジンを乱切りにする」と書いてあったって、別にみじん切りでもいいしスライスしたってかまいません。要は自分が噛めればよいのです。乱切りって何?と思ったならググればよろしい。
徳永は一人暮らしを始めたばかりの時、まず炊飯で躓きました。お米を研いで炊飯器にセットし、炊飯ボタンを押すまでに40分かけました。どこまで水を入れたらよいのか分からなくてgoogleで調べたからです。おまけにお米は5分から10分程度水に漬けた方がよいとかの情報も出てきて混乱するし、てんてこ舞いでした。そのうえ出来上がったものは水分が多すぎておかゆもどき。。。まぁそんなこともありますよ。
もし炊けなくてもスーパーに行けばお弁当があるし、炊き上がった白米も売ってます。栄養が気になるなら、スーパーで納豆と味噌を買ってくれば良いのです。当面は。
今はインターネットで「味噌汁 作り方」とググれば色々なレシピが出てきます。なんとでもなります。
白米も納豆も卵も味噌も、どれも栄養の王様です。だいたいの栄養素はカバーできます。動物性タンパク質はとれませんが、極端なことを言えば、豚肉をただ焼いて塩で食べれば良いのです。味付けはいずれ覚えますし、google先生がなんとかしてくれます。
スーパーに行けないならネットスーパーや、Amazonを頼ればいいと思います。
洗濯
これは洗濯機がいい感じに洗ってくれます。取扱説明書を読むことができれば問題ありません。乾いたら干せば良いのです。それに、今の時代、よほど繊細な生地でなければ何でもかんでも洗濯機で洗って問題ありません。
掃除
まさか掃除のやり方が分からないなんて、ないと思います。物を溜め込む病気だとか、捨てられない病だとか、きれいな部屋だとめまいがするとかでなければ。
たいていのことは掃除機やクイックルワイパーがあればなんとかなります。
ゴミ出し
ゴミ袋の種類と曜日と出す場所を間違えなければ大丈夫。ちょっと分類を間違えたくらいなら持って行ってくれます。
まとめ
とまぁアレコレ書きましたが、要はその人がどのくらい生活力があるか?ということです。極論を言えば、白米と野菜と肉さえ食べられれば生きていけます。
料理ができなかろうが洗濯ができなかろうが掃除ができなかろうが、誰に見せるわけでもなし、健康でいられれば良いのではないでしょうか。
子どもがちゃんと生活できるか不安なお気持ちが分からないわけではありませんが、親はいつまでも生きていられるわけではありません。先を見据えて生きるじゅ
不謹慎なことを言ってしまうと、親は明日交通事故で急死するかもしれません。そうなったとき、未成年者は周りが積極的に面倒を見てくれますが、成人だとそうもいきません。むしろ「いい年をしてなんで自分の面倒を自分で見られないの?」という目で見られることがほとんど、それが現状です。
親戚やきょうだいに面倒を見させますか?彼らには彼らの生活がありますし、性格が合う合わないもありますね。同性ならまだしも、異性だと嫌悪感を抱くことさえありえます。
「お前にはまだ早い」というよりも、親御さんがいなくなっても生きていけるように、子どもの自立を機に生活力を身に着けられるよう導いた方がよっぽどタメになります。
成人した子どもが自立したいと言うのなら、どうぞどうぞ頑張って、分からないことがあったら聞いてねと、応援してあげてほしいです。
それは、今日はこの辺で。
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