コラム_NPO法人仮り暮らしってそもそも何?

こんにちは!仮り暮らしの徳永です。

今回のお題は「NPO法人仮り暮らしってそもそも何?」です。

  • ホームページ見たら「家出」だの「毒親」だの言っちゃってるんだけど・・・
  • Twitterとか、まるで法人が呟いてる内容に見えないんだけど・・・
  • 無料相談って何を相談したらいいの?相談したらどうなるの?

などなど、疑問を感じている人も多いと思いましたので、遅くなりましたが投稿します。

 

家出っていうワードがやたら目立つんだけど?

法人代表者である徳永の妹が蒸発した時、母が心配・狼狽する様を見ました。
2019年2月で3年目とちょっとになりますが、現在も母の様子は変わりません。
そして私はこう考えました。

  • 全国の家出人を持つ親御さんも、こういう気持ちなのでは?
  • じゃあ、家出人を保護して、保護したことを親御さんに伝えたらどうだろう。
  • 家出人は実家から離れられるし親御さんはちょっとでも安心できるんじゃない?

ほとんどの親御さんは我が子が家出したら心配します。ほとんどの子どもさんは「家が嫌」とか「家に居場所が無い」とかで家出します。徳永はその双方に寄り添える団体を作りたいと思っています。

なので、「家出」でインターネット検索したらなるべくヒットするように、ホームページやTwitterでは「家出」というワードを使っています。

 

毒親とかさぁ・・・

そもそも「家出」する理由として「コンクリ打ちっぱなしが嫌だから」とか「この間取りが嫌だから」とかで家出する人はほとんどいないと思います。

家出する人は、家に居場所が無いとか、家にストレスを感じているからコトに及ぶのだと思っています。じゃあ「家がストレスになる時」はどんな時?と考えると、家が貧乏だとか家でのお作法が窮屈だとか、親が毒親だったとかDVやってたとかとかが挙げられます。

でも、毒親は毒親なりに子どもを大事にしたいんだよねというのもなんとなく分かります。頑張って子育てして向き合ってるのに、毒親だと言われてびっくりすると思います。嫌な気持ちにもなりますよね。

ということは、親と子の間ですれ違いが生まれているんです。親は子どもに「こうなってほしい」という気持ちがあります。それは子どもも同じです。一方通行ではありません。それでお互いに意見を通そう&分かってほしいと思ってきたけど、「ああもう無理!!」となって家出につながってるんじゃないかなと思っています。

子どもの人生において、「親」ほど生涯にわたって影響し続ける人物はいないと思います。逆に「我が子」ほど親の生涯にわたって影響し続ける存在もいないんじゃないかと思います。互いが互いに影響し続けるからこそ、できるだけ良好な関係を築いてほしいのです。

そう思って、「毒親」というワードが頻出するようにしています。

 

無料相談って何?相談したら何か変わるの?

仮り暮らしの口癖は「相談機関に相談すれば、何か変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。でも、一人で悩むよりいいよ」です。つまり何とも言えません。

1つ言えることは、相談した内容をどうするかの決定権は相談者にあるということです。

例えば、仮り暮らしから専門機関の窓口を案内することがあります。成人向けでしたら住まいの地域の生活困窮窓口を、子どもなら子どもシェルターや189番といった「仮り暮らしよりも力になってくれそうなところ」を提案しています。そして仮り暮らしができる範囲で、必要に応じて同行したり橋渡しをしたりしています。

これらを実際に活用するかどうかは、相談者に決めてもらっています。仮り暮らしが相談者の了解なく「じゃこれこれに相談しますね。待っててね」と言っても、相談者の気持ちが追い付いてないのでぐだぐだになる可能性が高いからです。

 

シェルター作る作るって言い続けてもう1年くらい経つんだけど

何もしてないわけではありません。住環境を整備し、必要な届け出を調査して提出したり、スタッフさんの配置をどうするか考えたりしています。最近では2018年末に居場所プロジェクトを開催しました。

仮り暮らしは収入源が無いため、全員が本業の傍らで活動しています。その関係でスローペースではありますが、少しずつ確実に前進しています

特に児童保護については、シェルター設置の届け出や保護に関わる届出などが必要で、そのまま保護することができるわけではありません。子どもは法律でそう守られているからです。仮り暮らしは今、児童保護を実施するには何が必要かを調査・実現に向けて動いています。

それでは、今回はこの辺で。
少しでも仮り暮らしについて「ふーん、なるほどね」と思っていただけましたら幸いでございます。
ご意見・ご質問・記事リクエストは仮り暮らしHPまで!